阿南神召キリスト教会は創立20周年を迎えました。
この20年の歩みは、赴任してきたばかりの私には想像もできないような旅路だったようです。多くの人がここで支え合い、祈り合い、希望を見つけてきました。
そしてこの教会は手話という「言葉」で進んできました。
例え耳が聞こえても、自分の気持ちを相手にしっかりと伝えるのは本当に難しいです。
言いたいことも伝えたいことも、うまく伝わらない。
そして聞く側も、正しく受け止められたか分からない。「こうだ!」と思っても実は相手の意とは違う場合がある。
手話でも同じです。
それでも、心を込めて、相手をしっかりと見て手話という「言葉」を使って話します。
もし、イエス様が見える形で横にいてくださったのなら
やさしい手話を使われたのではと想像します。
聴者とろう者が手を取り合って紡ぐ「言葉」
この素敵な教会の成り立ちを手話から学んでいます
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